2010年4月25日日曜日

自転車で居酒屋へ_1

山城屋酒場。いつも常連さんで一杯
筆者の住まいがある江東区は、古くからの大衆酒場の宝庫だ。江戸時代から下町、と呼ばれてきたエリアなので、客の志向も古くから受け継がれてきたのだろう。「新しい店ができた」と思っても、いつの間にか消えてしまい、結局、生き残るのは老舗。不思議と居酒屋には、敷居の高いエリアである。

山城屋は、江東区の老舗居酒屋のなかでも、超有名店だ。創業は明治時代という。最近は、TVや雑誌に取り上げられることが増えたためか、常連に混じって、いかにもオシャレな若者が、うつむきがちに煮込みをつついていたりする。

行くときはいつも自転車。いずれの最寄り駅からも、ちょっと距離があるので、自転車に限る。ご近所さんの自転車も、店の前にずらり。幸せなことに、江東区の人気店のほとんどが、自転車で行ける。
つまみは、何でも美味い。それに安い。お店の美人のお姐さん(ハルちゃん)の手際が鮮やかで、注文してから数十秒でドリンクのお代わりが出てくる。
長居の常連も、さっと飲んでお帰りになる常連もいる。彼らが作ってくれる雰囲気のおかげで、マナーの悪い奴は来ない。そこも素敵なところだ。

江東区の老舗大衆酒場には、有名人が常連となっている店も多い。なぎら健壱氏、あるいは吉田類氏来店の痕跡があれば、太鼓判。山城屋も当然のように、お二人から太鼓判を押されている店だ。

もう少し季節が進めば、カワエビのから揚げが出てくる。楽しみだ。
(いかにも常連のように偉そうに書いてしまいました…通い始めて2年です。スミマセン)
Midori

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